【収録時間】
2時間1分
【サンプル動画】
https://youtu.be/ZbV9gGxKZWI
【内容解説】
皆さんは心にも成長のプロセスがあることは、ご存知ですか?
私達は年齢を重ねるごとに、成長をしていきます。
幼少期→小学生→中学生→高校生→大学生→社会人
このように、成長していくと共に、新しいことを学びながら身体も大きくなり、出来ることが増えていきます。
一方で、心も成長プロセスというものがあり、成長していく度に、器の大きさや人として成熟していくんですね。
ただ、心のことを学ぶ場所や機会というのは、現在の日本では学ぶ場所が限られています。
その結果として、心についての正しい知識と理解を学ばずに大人になってしまいます。
例えば
自立と依存についてのイメージは?という質問をしてみても
・「依存」はしてはいけないもの
・「自立」は良いことで「依存」は悪いことだと思っている
・「依存」は病気だ! など
世間一般的に見ても依存は悪いことで、自立は良いこと
「依存<自立」
この解釈が一般的です。
しかしながら、カウンセリングの現場で、多くの問題として扱うのが「依存」より「自立」の問題なんですね。
依存の問題を扱うのはイメージできても、自立に対して
「どうして自立が問題になるの?」
「自立って良いことなのに?」
「自立の何が悪いのか?」
このように疑問を感じると思います。
世間的には推奨されている「自立」すること。
それなのに、自立した結果は問題が起こてしまう・・。
これって不思議ですよね。
では、どうしてこのようなことが起こるのか?というと
「自立の本当の意味を知らないから」
簡単に言えば「心のことをきちんと学ぶ場所がなかった」だけなんです。
皆さんはご両親から
「早く自立しなさい!」
「自分のことは自分でやりなさい」
「自立しないと大人になれないわよ」 など
自立することが大切だと、教えられたと思います。
でも・・
実は心の世界では自立が、全て良いことではありません。
そして、この自立の先に、実はもう一つのステージが存在しています。
それが「相互依存」のステージです。
「相互依存」のステージというのは、お互いにWIN=WINの世界。
自分がやれることをして、やれないことは相手に頼るという、お互いが依存しながらも上手くいくという世界です。
この「相互依存」という世界を知らない方というのがとても多いんですね。
(心に興味がないと、知ることは少ないとは思います)
ちょっと想像してもらいたいのですが、
あなたが1人で仕事をしているとします。
その中には、あなたが苦手な仕事もあり、いつも嫌な気持ちと時間をかけて取り組んできました。
でも、もしこの仕事を得意している後輩が「○○さん、私、これ得意なんでやりますよー」って言ってくれたら、どうでしょう?
気持ちと身体が、一気に楽になりますよね。
(あー、コイツめちゃくちゃ神やん、みたいな)
もしあなたが、自立のステージしか知らなかったとしたら…
あなたは後輩に対しても「大丈夫。自分の仕事は自分でするから」と誘いを断り、苦手な仕事に苦労していると思います。
そして、この自立のステージで、あなたはずっと1人で頑張り続けなければいけません。
これらは、単純に心のことを、知らないから起きています。
そこで今回、心の基本的な成長のプロセスを学べる場をご用意しました。
それが
心理学基礎講座「依存・自立・相互依存」です。
今回は、心理学の基礎として「依存」「自立」「相互依存」の各ステージを解説していきます。
それぞれのステージで起こりやすい問題点や、起こる原因。
その問題の対処法や、次のステージへの進み方などを、実際の症例を交えながら、解説していきます。
カウンセリングでの症例を使って解説していきますので、心理学の学びがあるベテランさんから、初めて心理学に触れる方まで、わかりやすく学んでもらえると思います。